羯諦羯諦

不惑女の迷走日記

愛したいのだ

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「愛されたい」と願ってきた。

ところが圧倒的なまでに分厚い自己否定(ない)という壁が立ちはだかって自分では到底叶えられそうにない。

だから手っ取り早く「自分以外の誰か」に愛されようと必死に求めてきた。

 

それは人でも仕事でもモノでも、とにかく誰でも何でもよかったのだと思う。

誰かが何かをしてくれれば、私は幸せになれる・・

まるでぽっかりと口を開き、吸い込む程に巨大化するブラックホールのようだった。

「愛されたい」という欲求を満たし「ない」という飢えを凌ぐために

モノを買い、食べ物を食べ、化粧をし、資格を取り、「いいね!」をもらい・・・

 その度に私が心の底から切に願っている「愛されたい」を叶えてくれる人などいないことに気づき、虚しさと苛立ちでこてんぱんに打ちのめされるのだった。

 

 

初めて「私は愛されたかったのだ」と気がついたとき

こんなにも飢えていて、こんなにも心が貧しかったのかと

我が事ながらその必死なまでの健気さに、自分への愛おしさで胸がいっぱいになり大泣きしたのを覚えている。

  

今、思えば何故そんな簡単なことに気がつかなかったのかと

「自分、バカバカ!」なのだが、今日天と地がひっくり返るような気づきがあった。

自分で自分を愛せばいいのだ。

 

「愛したい」

 

そうだ、私がわたしを世界一深く、誰よりも愛せば良いのだ。

私には「愛されたい」だけでなく「愛したい」という欲求があったのだ。

自分がやりたいことをしよう。

自分がやりたいようにやろう。

他人の視線や評価なんて、取るに足らないどうでもいいことだ。

そして、全ての責任を自分が取れば良いだけの話だ。

他の誰でもない自分が自分を満たしてあげればいい、ただそれだけの話だったのだ。

 

「愛されたい」自分と「愛したい」自分の狭間で揺れながら生きればいいのだ。

そうして日々の欲求一つ一つに向きあい、丁寧に生きればいいのだ。

 

積年の飢えの満たし方が分かったことで、背負っていた重いものをどっさりと降ろしたような清々しい気分だ。

 


世界の真ん中 - THE BLUE HEARTS

 

朝の光が待てなくて

眠れない夜もあった

朝の光が待てなくて

間違ったこともやった

僕が生まれた所が世界の片隅なのか

誰の上にだってお日様は昇るんだ

 

川の流れの激しさに

足元が震えている

燃える炎の激しさに

足元が震えている

僕が今見てるのが世界の片隅なのか

いくら探したってそんなところはない

 

上手くいかないとき

死にたい時もある

世界の真ん中で

生きていく為には

生きるということに命をかけてみたい

歴史が始まる前人はケダモノだった 

 

作詞・作曲 甲本ヒロト